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レポート

常設道場稽古
2010年09月09日
上段回し蹴り

 9月9日(木)、常設道場少年部の稽古レポートです。 9月に入っても、まだまだ残暑厳しい日が続きますが子供達はメチャクチャ元気です。 常設道場はエアコンを効かしている為、熱中症の心配はほとんど無いので真夏でもミッチリ稽古できます。 まずは基本稽古、よほど稽古に対する意識が高くなければ大人でも退屈な基本稽古は2チームに分けて対面し競い合って行っています。 気合いの大きさ・立ち方・引き手・正拳の握り・技の正確性を意識させながら行います。 誰1人手を抜く事無く一生懸命に頑張って気合満点の素晴らしい基本稽古でした。 次は移動稽古、青帯~緑帯の中・上級者、白帯~オレンジ帯の初級者と分けて行いました。 まずは上級者の移動稽古、突きも蹴りも複雑な連続動作を多く稽古しました。上級者は住谷先生からの厳しい注意を何度も受けながら細かい部分まで意識して行いました。 次は初級者の移動稽古。簡単な技を中心に腰を落とす・引き手・握り・顔面ガードを特に意識しながら行いました。 初級者は秋の審査を受ける子達が多いので特に集中して頑張っていました。 次はミット稽古。今日は突きを中心に行いました。見本の寺本圭吾君の突きは腰の入った威力のある素晴らしい技でした。 突きのコンビネーションを5種類行い、最後にビッグミットを装着して1分3Rの突き蹴りの打ち込みを行いました。 大人でも嫌がるビッグミットの打ち込み稽古ですが、子供達は何故かニコニコして嬉しそうでした。 最後に組手稽古を1分5R行いました。みんな少しずつですが確実に強くなっています。 組手は恐怖心との闘いです。恐怖心に打ち勝って、精神的にも肉体的にも強くなってもらいたいですね。

整列正座し黙想

 最後に一番先輩の寺本圭吾君が締めの正拳突きの号令・道場訓・挨拶と大きな声でキビキビと行ってくれました。 寺本君は誰よりも大きな気合いで稽古を盛り上げてくれるムードメーカーで、後輩の指導やアドバイス、整列の指示や、道場のシャッター閉めなど自分から率先して行ってくれます。 幼稚園年長で入門して現在小学5年生、入門は自分の意志ではなく親御さんの希望で、本人はあまり乗り気ではなかった様ですが、今では道場の頼れる先輩です。 秋の審査で茶帯に挑戦しますが、寺本君なら必ず合格出来ると思います。 そして今以上にリーダーシップを発揮して少年部を引っ張っていってもらいたいですね。