レポート
厳しい寒さが続き、インフルエンザや風邪の猛威が吹き荒れ参加者は少なかったものの、
参加した子供達の燃える様な気合いが道場にこだましました。
まずは基本稽古。昨年4月に入門した幼年の島瀬裕次君の基本が素晴らしい!
引き手、握り、動作、気合い、何より一生懸命稽古に集中している姿勢が満点です!
また、熱心に初心者の基本を指導していただいている重吉先生に感謝!
次は移動稽古、4月に行われる春季審査会に向けて、審査で行う移動稽古を中心に稽古しました。
色帯はあまり心配していませんが、初めて審査を受ける白帯の子供達が少し心配です。審査会までにキッチリ指導したいと思います。
移動稽古に時間をかけたので、この日の組手は無し。
一般部は中高生を中心に沢山の道場生の気合いと熱気で盛り上がりました。
まずは基本稽古。白帯の川越君、後藤さんの基本がかなり上達しました。
白帯に限らず黒帯も含めて道場生全員に言いたい事ですが、基本稽古にこれで完璧、これで終わりと言う事はありません。
常にもっと早く、もっと力強く、もっとバランス良く、その場立ちでの基本技のクオリティを上げる様に稽古してもらいたいと思います。
次は移動稽古。前屈立ち移動を中心に、いつもより早い号令で行いました。
深く腰を下ろした姿勢から『よっこらしょ』と運足せず、頭の位置、腰の位置をそのままに、摺り足で素早く踏み込み、
踏み込んだスピードを爆発的に突きや受けに転換する意識で行わなければいけません。
その後、蹴りの移動稽古、前後左右のステップからの突きのコンビネーションを行って、ミット稽古。下段の蹴り込み、突きの打ち込みを行いました。
最後は組手。ローテーションで相手を変えながら12セット行いました。
最近の組手を見ていて『中高生が強くなって来たな~!』と感じます。
少年部から始め、中学生になりクラブ、塾と大変な状況でもコツコツと稽古を続け、次第に体も大きくなり、基礎体力も付き、
普通に大人と組手が出来る様になり、高校生ともなれば、私(住谷)とも ガチンコの組手が出来る様にまでなります。
薄紙を一枚一枚積み重ねる様な稽古の成果ですね。
『継続は力なり!』、彼等らの成長から学ばせてもらっています。