レポート
2月26日(日)、川西総合体育館 柔道場に於きまして、近隣道場合同で『交流練習試合』を行いました。塚口道場の入賞者は以下の通りです。
幼年の部 Bクラス | 優 勝 | 森下 大和 |
幼年の部 Aクラス | 準優勝 | 島瀬 裕次 |
3年生の部 Bクラス | 優 勝 | 花井 壮吾 |
高学年の部 Aクラス | 優 勝 | 川上 海斗 |
中学生の部 リーグ戦 | 優 勝 | 波部 亮斗 |
出場した選手の皆さん、引率・応援してくださいました御父兄の皆さん、試合進行スタッフの皆さん、大変お疲れ様でした。
中村道場主催のカップ戦ではスタッフをしている関係上、塚口道場の出場選手の試合を全て見る事は出来ませんが、
今回は進行係として全ての試合を見る事が出来ましたので、出場選手の普段の稽古の様子も含めて戦いぶりをレポートします。
●森下大和:昨年の春に入門。稽古態度は真面目で、一生懸命に取り組んでいます。
初試合とは思えない程伸び伸びと技を出し、気合いの入った突きの連打を決めてデビュー戦で初優勝しました。
物怖じしない勝負度胸があり、将来が楽しみです。
●島瀬裕次:昨年の春に入門。入門当初はよそ見が多かったのですが、最近はそれも無くなり集中力が付いて稽古姿勢も大変良くなりました。
デビュー戦でしたが、物怖じせずに積極的に技が出ていてとても良かったです。顔面カバーをしっかりできる様にしましょう。
●前田亮:塚口道場 前田三姉弟の末っ子。小柄ですが非常に空手センスがあり、入門して半年程ですが、勇気を出して試合初出場。
結果はパワーのある相手に押されての判定負けでしたが、中盤に鋭い上段蹴りを繰り出し、あわや技ありの場面を作りました。
負けたのが相当悔しかったそうですが、涙の数だけきっと強くなれます!
●高山勇輝:昨年11月、西地区交流試合の初級クラスで優勝した事により少し自信が付いたのか、道場での組手も積極性が出て来ました。
今回は残念ながら初戦敗退となりましたが、誰よりも大きな気合いを出して最後まで技を出し続けていたところが良かったです。
●花井壮吾:今回はとにかく左の蹴りが良かった。勝負所と見るや、二連打、三連打とシャープで力強い下段廻し蹴りを繰り出し、技ありまで取りました。
播州カップも出場するので、この戦い方に磨きをかけて挑めば良い結果が出ると思います。
●重吉輝海:組手センスは非常に良いものを持っています。突きから下段廻し蹴りに繋げるコンビネーションは威力があり、高いポテンシャルを持っています。
今回は対戦した相手が強かったので仕方ありません。しかし、諦めずに最後まで向かっていった姿勢は良かった!
輝海の試合は負けたとしてもスピリッツを感じるので見てて気持ちよいです!
●島瀬稜平:稽古姿勢が良く、稽古量も豊富なので最近実力をグングン伸ばしています。
受けからの返しが上手く、下段廻し蹴りは相当な威力があります。今回は輝海に勝った強い子と対戦し、現段階では実力差があり勝つ事は出来ませんでした。
しかし、以前の稜平なら今回の様な強い子と対戦したら絶対に涙目になっていましたが、
強い技を入れられても技を返し、最後まで勝負を諦めていなかったので精神的にも逞しくなっています。
大阪ズカップは期待出来ますね。
●大路紘祐:非常に空手センスがあり、稽古も一生懸命頑張っています。
事故で肩に大きな怪我をして長らく組手が出来ない時期がありましたが、ぐっと耐え忍び、最近では普通に組手が出来る様になりました。
今回は身長、体重が二周り近く大きな相手との対戦となりました。
臆する事無く正面から向かっていきましたがリーチのある相手の上段前蹴りを貰って技ありを取られてしまいました。
かなり強烈に入ったので『心が折れたかな・・・』と思いましたが、勇気を振り絞って相手に向かって行き、見ていて胸が熱くなりました。
結果勝つことは出来ませんでしたが、相手に勝てなくても最後まで諦めない根性が出せれば自分には負けた事にはなりません。
諦めない根性を見て『紘祐、逞しくなったな!』と嬉しくなりました。
●波部翔斗:前回のフレンドリーカップに続いての連続出場。組手が好きでない翔斗が試合に出るだけで嬉しくなります。
勇気を出して一歩踏み出す、一歩踏み出した勇気だけで合格です!
試合は残念ながら延長戦で負けてしまいましたが、スタミナが切れてフラフラになりながらも最後まで良く頑張りました。
課題の突きのスピードアップが出来れば次はきっと勝てます。
●川上海斗:今年の1月に入門。
他流派での経験がありますが、空手から離れて1年以上ブランクがあり、久しぶりの試合で体力的にきつかったそうですが、非常に良い動きでした。
まだ極真の基本稽古を習得中の段階でどうのこうの言う事はありません。早く極真の稽古と道場の雰囲気に慣れて欲しいですね。
●波部亮斗:小学2年生で入門しましたが、小学5年生の3学期に少年野球に専念したいと退会。
しかし中学生になり、また空手がやりたいと昨年の10月に再入門。
元々、空手センスは抜群なものがあり、短期間ながらも一般部の厳しい稽古でメキメキと力を付けています。
昔はチャランポランなところがあり、住谷先生によく怒られていましたが、再入門してからの稽古態度は非常に良く、試合出場も自らの意志で決意した様です。
試合はリーグ戦形式で一勝一敗ながらも帯が一番下な為、優勝となりました。
復帰してからは稽古を病気以外は休みませんし、大きな声を出して一生懸命に頑張っているので非常に期待しています。